ミクロ経済学I&II・試験準備について
試験準備のスケジュール
試験準備は、日ごろの学習を積み重ねている場合には、それを1,2,日で復習することが可能ですが、そうでない場合には、少なくとも1週間程度の準備期間を設けましょう。ミクロ経済学のような理論のクラスを学習する場合には、次のステップで学習しましょう。
Step
1. 講義ノートを整理しなおす。
Step 2. 課題を復習する
Step 3. 試験準備のノートを作成する.
まず、講義ノートの整理をしなおすことが必要ですが、ここでは、教科書や図書館で借りた参考書などを手がかりにしながら、講義ノートが完全に理解できているかどうかを確認して行きます。講義の内容が十分理解で来ているヶ所は、特別教科書などを読む必要はありませんが、十分理解できていない場合には、この時点で完全に理解できるようにします.つぎに、講義で出された問題や、教科書の章末問題などを解きなおしてみましょう。
最後に、試験準備のノートを作成します。これは、1日〜2日程度で、全体を復習することを意味します.この時点で、何を暗記しなければならないかを定めて行きます。この段階では、一応すべて理解できているわけですから、下の確認事項を参考にしながら、自分の試験準備が十分かどうか客観的に評価してみてください.専門用語を整理するのもこの時点で行ってください.
試験勉強をする上で確認したい事項
A.
3つの方法で説明できますか?
シラバスでも述べましたが、ミクロ経済学の学習では、それぞれのモデルや理論について
(1) 言葉で説明できること
(2) 図を用いて説明できること
(3)
数式を用いて説明できること
の3通りの方法で説明できることが、望ましいとされます。
試験に備えて学習するとき、この点に留意しながら勉強しましょう
B.
図やグラフを正確に再現できますか?
経済学のモデルを図で説明する場合、グラフを多用しますが、これらのグラフは自分で再現しようとすると、存外難しいものです。試験に臨む場合には、これらの図を正確に再現できることが必要ですが、グラフを学習する場合には以下に注意してみましょう。
(1) モデルや理論に必要なグラフの、縦軸および横軸を正しく定めるられますか?
(2)
グラフに描かれる曲線の形状は正しく描けますか?
(3) グラフに描かれる直線や曲線の形の意味を十分に理解していますか?
C.
専門用語とその意味を十分理解していますか?
経済学では、一見、日常用語に見える言葉に専門的な特別な意味があったり、独特の専門用語もあります。これらを学ぶことは、試験で論述する場合に不可欠です。また、専門用語の意味が図やグラフの形状と直接的に関連している場合もありますので、それを理解することも大切です。
(1) 専門用語の意味を具体的に例や反例を挙げて説明できますか?
(2)
専門用語と図の関連を理解していますか?