大塚 敏夫

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目次

基礎編


はじめに
ハイパーテキストの起源

初級編


HTML文書
ヘッド部
ボディ部
タグの形式
編集タグ
見出し(Heading)
文字サイズ
太字(ボールド:Bold)
斜体(イタリック:Italic)
下線(アンダーライン:Underline)
字消線(Strike-through)
上付き添え字(SUPerscript)
下付き添え字(SUBscript)
中央揃え
左揃え
右揃え
引用文
スペース・改行を指定通りに表示
番号付きリスト(Ordered List)
番号なしリスト(Unordered List)
横罫線(Horizontal Line)
色指定−1−配合比指定
色指定−2−色名指定
背景色の指定
背景に画像を貼り付ける
画像の挿入
画像サイズ指定−−ピクセル数
画像サイズ指定−−画面サイズとの相対比
リンク
文字列によるリンク
画像によるリンク
メール送信のリンク
テーブル
文書内リンク
目次
索引
リンク集
フレーム
横分割
インライン・フレーム
フォーム
テキスト入力欄
選択ボタン
選択メニュー
i-mode対応

中級編


フォントの指定
ルビをふる
コメント
番号付きリストの番号形式を変える
特殊な文字の表示
リンクに関連する文字色の設定
各種の横罫線
表にタイトル(キャプション)を付ける
表の大きさ指定
セルの大きさ指定
リンク先を別ウィンドウに表示

資料編


Web Safe カラー
Color Name

基礎編


はじめに

 ホームページはHTML(Hypertext Markup Language)によって書かれています。HTMLを学習していきましょう。HTMLは、タグによって構成されています。このタグを詳細に説明したタグ辞典が種々販売されています。
 タグ辞典というものは必要なのですが、初心者にタグ辞典が与えられてもいきなりホームページが書けるようになるわけではありません。それぞれのタグ項目には、あらゆるオプションが説明されており、初心者がまず憶えるべき基本をかえって分かりにくくさせています。小さなホームページを、色々な基本的タグの最も基本的な使い方を試しながらいくつも書いていくことで、次第に自分でもホームページが書けるようになります。初心者には、むしろなるべく少ないタグで基本的なホームページが書けることを理解してもらう方が学習効率は上がるように思えます。理解を明確にするためには、1つのテーマで簡潔なホームページを作成することがいいようです。本書では、思い切ってタグを限定してみました。
 さらに、様々なタグを学習したい人は、タグ辞典などを参照して下さい。
 また、フレームなど独習ではやや難しいテーマもあります。
 何らかの誤りで、どうしてもうまくホームページが思った通りに表示されない場合にも、誤りを指摘してくれる指導者がいる方が学習意欲も増し、効率的学習ができます。
 できるかぎり、落ち入りそうな誤りの例も指摘しながら、学習を進められるように配慮しています。
 i-mode対応についても学習します。

ハイパーテキストの起源

 ハイパーテキスト(Hypertext)は、テキストを超えるテキスト構造−−すなわち、テキスト構造がリンクした構造−−をいいます。
 人間の記憶構造も、ハイパーテキストと同様の構造をしているのではないかという考え方があります。チャンクという記憶の固まりがリンクしているというのです。例えば、ある音楽を聴くとフットあることを思い出す。ある匂いで必ずあることを連想するなどの経験はありませんか。
 こうした経験は、人間の記憶構造もハイパーテキスト構造ではないかと示唆するものであるというのです。

ハイパーテキスト略史

1945年Vannevar BushがMemexを提案する。
1965年Ted Nelsonが「ハイパーテキスト」と言う言葉を提案する。後に、著書"Literary Machines"においてその詳細を述べる。
1987年Apple社のBill Atkinsonが、"HyperCard"を発表する。
1991年CERN(高エネルギー物理学研究所:Conseil European pour la Recherche Nucleaire)のTim Berners-LeeがWorld Wide Webを開発する。これが、世界的ハイパーテキストの最初となる。
1993年米イリノイ大学NCSA(National Center for Supercomputing Applications)が、初のWebブラウザ"Mosaic"を開発する。


初級編


1.HTML文書

ホームページを構成するHTML文書の構造

 HTML文書は、ヘッド部とボディ部から構成されます。


2.ヘッド部

 ヘッド部は、単純でとりあえずタイトルを書くと覚えておいてください。


3.ボディ部

ここにホームページの本体を構成する情報が記述される。


4.タグの形式

山形カッコに囲まれた文字列は、タグといいます。それぞれ、ホームページを構成するための役割があります。どのタグがどういう役割をするのか、少しずつ学習していきます。
 タグというのは、印刷関係の用語です。活字印刷を行う際に、ここは太字、ここの文字ははセンタリングして、などの印刷上の指示を独特の記号で書き込むのを「タグ付け」といいました。

4.1.タグはペアで

 ほとんどのタグはペアで使用されます。

などの例からもわかるように、終了タグには"/"(スラッシュ:斜線)が追加されています。

4.2.単独タグ

 いくつかの単独で使用されるタグがあります。

 <BR>は、改行(BReak)タグです。改行タグを入れなければ、ホームページ上では改行がおこりません。面倒ですが、改行させるためには、<BR>タグを使用してください。

 <P>は、パラグラフ(Paragraph)タグで、段落換えをします。改行するとともに、スペースが空きます。


5.編集タグ

見出し(Heading)

 「見出し(Heading)」となる6種類の大きさの異なる見出しが用意されています。タグは、<H1> ・・・ <H6>までが使用されます。<H1>が最も大きく、<H6>が最小です。

表示例

見出し(Heading)の大きさ

最大の見出し

2番目の大きさの見出し

3番目の大きさの見出し、これが標準サイズでもあります。

4番目の大きさの見出し

5番目の大きさの見出し
6番目の大きさの見出し

 見出しは、自動的に左寄せに配置されます。


文字サイズ

 見出しではなく、本文中の文字サイズを変更するにはどうすればよいのだろうか。<FONT>タグにSIZEオプション(追加指定)を付けて下さい。

表示例

FONTタグに、SIZEオプションを追加して、文字の大きさ指定

フォントサイズ1の大きさです
フォントサイズ2の大きさです
フォントサイズ3の大きさです
フォントサイズ4の大きさです
フォントサイズ5の大きさです
フォントサイズ6の大きさです
フォントサイズ7の大きさです

 SIZEオプションを付けた<FONT>から</FONT>までに挟まれた部分が指定の文字サイズに変更になります。標準サイズは"3"です。


5.1.太字(ゴシック:Bold)

表示例

太字
  ここが太字になります 

 強調する時などに使用する太字(ボールド体)にするためのタグです。<B>から</B>までのタグに挟まれた部分が太字になります。"B"は、"Bold"(太字)の"B"です。


5.2.斜体(イタリック:Italic)

表示例

斜体
  ここが斜体になります 

 同様に、斜体にして他の文字列と区別されることがあります。<I>から</I>までのタグに挟まれた部分が斜体になります。"I"は、"Italic"の"I"です。


5.3.下線(アンダーライン:Underline)

表示例

下線(アンダーライン)
 この部分に下線(アンダーライン)が引かれます 

 下線(アンダーライン)を引いて強調することもあります。<U>から</U>までのタグに挟まれた部分に下線が引かれます。"U"は、"Underline"(下線)の"U"です。


字消線(Strike-through)

表示例

字消線(Strike-through)
 ここに字消線が引かれます 

解説

 <S>から</S>までのタグに挟まれた部分に字消線が引かれます。"S"は、"Strike-through"(字消線)の"S"です。


5.4.上付き添え字(SUPerscript)

 上付き添え字は、数学の2乗などに使われる書式です。<SUP>から</SUP>までに挟まれた部分が上付き添え字となります。

表示例

上付き添え字(SUPerscript)
X2+Y2=Z2


5.5.下付き添え字(SUBscript)

 下付き添え字は、化学式を書く場合などに使用されます。<SUB>から</SUB>までに挟まれた部分が下付き添え字となります。

表示例

下付き添え字(SUBscript)
2H+O -> H2O


行揃え

 Paragraphタグ<P>に、ALIGNオプションを追加して画面の中での表示位置を指定します。 表示位置は、左(left)・中央(center)・右(right)の3種類です。

中央揃え

表示例

中央揃え

中央に表示します


左揃え

表示例

左揃え

左に表示します


右揃え

表示例

右揃え

右に表示します


引用文の表示

 文章を引用する時に、<BLOCKQUOTE>というタグを用います。
 上下にそれぞれ1行のスペース行が挿入されるとともに、左右にもインデント(字下げ)が行われる。

書式

表示例

 「これは、プーリタ夫人の息子よ。あなたは、想いを凝らし聞かれたか。強運の士よ、無知から生じた、あなたの迷いは、消滅したか。」
 アルジュナ王子は答えた。
 「不揺不滅の方よ、あなたの恵みにより、迷いは消え、記憶が蘇った。疑念は去り、私は確固となった。あなたの言葉を果たしましょう。」


スペース・改行を指定通りに表示


番号付きリスト(Ordered List)

 番号付きリストを、"Ordered List"といいます。従って、<OL>タグから</OL>タグに挟まれた項目が、番号付きリストとなります。各項目には、"List"からくるタグ<LI>を付けて下さい。"LI"(エル・アイ)であり、数字の"1"ではないことに注意してください。
 改行することは当然ですので、改行のための<BR>タグは必要ありません。

表示例

 番号付きリスト(Ordered List)

  1. 1番目にくる項目
  2. 2番目にくる項目
  3. 3番目にくる項目


番号なしリスト(Unordered List)

 番号なしリストは、"Unordered List"といわれます。従って、<UL>タグから</UL>タグまでに挟まれた項目が、番号なしリストとなります。リスト項目には、番号付きリストと同様に<LI>タグを付けます。
 必ず改行しますので、改行のための<BR>タグは必要ありません。

表示例

 番号なしリスト(Unordered List)


横罫線(Horizontal Line)

 横に罫線を引いて、区切りとすることがあります。その時は、"Horizontal Line"からくるタグ<HR>を使用してください。このタグは単独タグです。

表示例



色指定−1−配合比指定

 色は三原色から構成されます。RGBすなわち、Red・Green・Blueの三原色の配合の仕方で様々の色を作り出せるのです。色を作るには三原色の配合比率を指定すればいいのですが、この配合比は6桁の16進数で指定します。最初の2桁がRedの比率です。次の2桁がGreenの比率です。最後の2桁がBlueの比率です。

16進数

10進数
 まず10進数の復習からしましょう。
1,2,3,4,5,6,7,8,9
ここで、桁上がりが起こります。桁上がりとは、その桁を0にして1つ上の桁に1を立てます。したがって、
10
となるわけです。ですから、10で桁上がりが起こる数、10進数と言われるわけです。

16進数
 では、16進数はどうでしょうか。
1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,B,C,D,E,F
と数字が進みます。1から9までは10進数と同じですね。しかし、そこで桁上がりするわけにはいきません。10進数になってしまいます。数字がなくなってしまったので、アルファベットで代用します。それが、
A,B,C,D,E,F
です。Fが15に該当していることに注意してください。10進数では、10の直前の9の次に桁上がりが起こりましたね、16進数では、16の直前Fの次に桁上がりがおこります。すなわち、その桁を0にして1つ上の桁に1を立てるわけですね。
10
となります。

 16進数2桁は、
00 ・・・ 80 ・・・ FF
とだんだん大きくなります。80が中間です。

文字色の指定

 文字色を特定の色に指定するには、<FONT>タグのCOLORオプションを使用します。

表示例

文字色の指定−−三原色の配合比
この部分の文字色は、FF0000という色、即ち赤になる

 以上のように、<FONT>タグ間の文字の色が、三原色の配合比率で指定した色になります。


色指定−2−色名指定

 あるいは、色名を用いてもまったく同様です。

表示例

文字色の指定−−色名
この部分の文字色は、Red、即ち赤になる


色名と三原色(RGB)の配合率指定

色名とRGB配合率の対応表
色名 RGB配合率 サンプル
Black #000000
Gray #808080
Silver #C0C0C0
White #FFFFFF
Blue #0000FF
Navy #000080
Teal #008080
Green #008000
Aqua #00FFFF
Lime #00FF00
Yellow #FFFF00
Magenta #FF00FF
Olive #808000
Purple #800080
Maroon #800000
Red #FF0000


背景色の指定

 ホームページの背景の色の指定も同様の指定方法を用います。<BODY>タグのオプションBGCOLORを使用して下さい。BGCOLORとは、
BGCOLOR = BackGroundCOLOR(背景色)
背景色を意味しています。

例.背景色−−緑

 ここで、00FF00という三原色の配合比は、緑のみを最大にし、他の色が00であるので、緑を表している。 

あるいは、色名を使って、

でも同様です。


背景に画像を貼り付ける

画像の挿入

 テキストばかりでなく、画像を挿入することで人目を引くホームページが作成可能になります。画像挿入のためのタグは、

書式

 まず、"IMG"ですが、これは"Image"(画像)からきています。また、"SRC"は、"Source"(源)からきています。「画像の源はここ(URL)」と言っているだけです。実に単純なタグです。後は、ブラウザの仕事になります。指定されたURLから画像を転送してきて、ホームページの該当する箇所に表示します。

URL(Uniform Resource Locator)

 簡単には、インターネットのアドレスという言い方もされます。正式な用語はURLで、インターネット上での「統一された資源の指し示し方」という方式を指す言葉です。
 

ホームページ作成練習中の簡便な方法
 ホームページを作成練習している段階では、ホームページを構成するHTML文書と画像ファイルを同一フォルダ内に入れておけば、画像のファイル名だけで表示できます。

書式

表示例


画像をサイズを指定して挿入する−−ピクセル数による指定

書式

 ピクセル数とは、画面を構成する最小の点と考えて下さい。
 画面サイズの典型的な例

640ピクセル × 400ピクセル

表示例


画像をサイズを指定して挿入する−−画面サイズとの相対比による指定

書式

表示例


リンク

文字列によるリンク

書式

表示例

画面上に表示される文字


メール送信のリンク

書式

表示例

画面上の文字


画像にリンク

書式

表示例


テーブル

 表(テーブル)の定義は、<TABLE>タグから始まって、</TABLE>で終わります。

書式

TR(Table Row)

 <TR>タグは、表(テーブル)の各列を定義します。

書式


TH(Table Header Cell)
 <TH>タグは、テーブルの見出し項目を作ります。
 見出し項目は、太字で中央にセンタリングされて表示されます。

書式

TD(Table Data Cell)

 <TD>タグで定義された項目欄に、各データが記入されます。

書式

表示例

学籍番号 氏名 年齢
s123456 山田太郎 18
s345678 今井美智子 18

 ここで作成されたテーブルには、枠線がありません。枠線のあるテーブルを作成するには、<TABLE>タグにBORDERというオプションを付けましょう。


枠線のあるテーブルの書式

書式

表示例

学籍番号 氏名 年齢
s123456 山田太郎 18
s345678 今井美智子 18


表の説明(キャプション)

表示例

学生名簿
学籍番号 氏名 年齢
山田太郎 s123456 18
今井美智子 s345678 18


フレーム

<FRAMESET> ・・・ </FRAMESET>

COLS属性

<FRAMESET COLS="">

ROWS属性

<FRAMESET ROWS="">

フレーム要素
<FRAME SRC="ファイル名">


文書内リンク

 リンクは非常に大事な機能です。外部の文書にリンクするばかりでなく、自らの文書内にリンクすることも可能です。文書内リンクは、位置名というものを自ら設定してその位置にリンクすることになります。

 一般型

 例

ここから飛ぶよ

・・・

ここへ飛ぶよ


 例 目次としての利用

 例 索引としての利用

目次

第1章
第2章
第3章
第4章

第1章


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・リスト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

第2章


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・リンク・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

第3章


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・テーブル・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

第4章


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・フレーム・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

索引

テーブル
フレーム
リスト
リンク


演習課題 リンク集

 リンクをリスト形式に羅列すれば、リンク集が出来上がります。リストですから、番号付きリストを作るタグを利用してリストにしましょう。

演習課題 リンク集−−リストの入れ子
 複雑なリンク集になる場合は、リストをいくつかに小分けして整理しなければならないかもしれません。これは、リストのリストという形にします。これを「入れ子」といいます。

表示例


 例 入れ子になったリンク集


バックグラウンド・サウンド
 ホームページを表示した時に、音を鳴らすことができます。


動画像の表示
 動画像を表示しましょう。


フレーム

縦分割−−パーセント表示

 フレーム機能とは、画面を分割してそれぞれ個別の内容を表示する機能です。まず、画面を縦に分割してみましょう。

 これは、画面の左側を構成するホームページのソースです。1つの完全なホームページの画面を構成しています。

 こちらは、画面の右側を構成するホームページのソースです。


横分割−−ピクセル表示

 次は、画面を横分割してみましょう。分割の割合の指定をパーセントではなく、ピクセル数(画素数)で指定することもできます。上側の画面を150ピクセルに指定します。では、下画面は何ピクセルでしょうか。それは、ユーザが使用している画面サイズにより異なります。そこで、画面の残りのピクセル数という意味で、"*"(アスタリスク)が使用できます。


画面の3分割

 画面の縦分割と横分割を組み合わせることで、画面の3分割が可能になります。まず、100ピクセルと残りのピクセルで縦に分割し、分割の下側を、30%と70%に横に分割します。

 3分割した下側の右画面を作成します。ここは、メニューの画面です。リンクを設定しておきますが、"TARGET"というオプションが付いて、リンク先の内容をどの画面に表示するか指定します。ここでは、"content"というNAMEをつけた、下側左画面を指定しています。

 "content"というNAMEを付けた画面を作成します。この画面には、メニュー画面でクリックされた内容が表示されるのですが、とりあえず最初の画像を表示しておくことにします。


インライン・フレーム

 インライン・フレームは、画面の中に独立した画面を作ります。画面の中にちょうど別の画面が浮いているという意味で、フローティング・ウィンドウとも言われます。


フォーム

 ホームページ上で、アンケート調査などユーザの意見・コメントなどの情報収集に「フォーム」という形式が用いられます。
 フォームには、テキスト入力欄・選択ボタン・選択メニュー・リセットボタン・転送ボタンなど様々な形式があります。

テキスト入力欄の作成−1−

テキスト入力欄の作成−2−

 やや長い文章を入力してもらうための、広いテキスト入力欄を作成してみましょう。<TEXTAREA>というタグを使用し、ROWSとCOLS(COLumns)にそれぞれ、行数と列数を指定しましょう。10行で80文字分のTEXTAREA(文字領域)を作ってみましょう。


選択ボタン

 選択ボタンには、
        ラジオ・ボタン
        チェック・ボックス
の二種類があります。
 ラジオ・ボタンでは、選択できる項目はただ一つです。
 チェック・ボックスでは、複数選択が可能です。
 適切な方式を選択して使用してください。

選択ボタン

ラジオ・ボタン

チェック・ボックス


選択メニュー

 選択メニューとは、プルダウン形式の選択欄を言います。プルダウン形式とは、逆三角形のマークをクリックすると、ちょうどカーテンなどを引き下ろす(プルダウン)ように選択枝が現れる形式です。
 送信した場合には、送られるのは"VALUE="として指定した文字列です。

選択メニュー-1-

選択メニュー-2-デフォルト変更

 最初に選択欄に表示されているのは、最初の<OPTION>タグに対応する文字列です。あらかじめ選択欄に表示させておく(デフォルトという)の選択肢を変更することができます。"SELECTED"というオプションを追加してみてください。

リセット・送信ボタンの作成

 せっかく、入力してもらった内容を送信してもらいましょう。また、送信前に何か入力誤りに気付いた時のために、入力内容をリセットするボタンも作りましょう。

 ここで、すべてをまとめて1つのファイルにします。


i-mode対応

リンク集
1.かきこ
2.i-mode NAVI
3.melma!

TEL

氏名:
パスワード:

表示例


中級編

フォントの指定


書式

フォント名 見本
MSゴシック 漢字見本ABCDEFGabcdefg
MS Pゴシック 漢字見本ABCDEFGabcdefg
MS明朝 漢字見本ABCDEFGabcdefg
MS P明朝 漢字見本ABCDEFGabcdefg
Arial ABCDEFGabcdefg
Times New Roman ABCDEFGabcdefg

表示例


ルビをふる

<RUBY>〜</RUBY> ルビをふる対象の文字列
<RT> ルビ(ふりがな)
<RP> ルビ機能未対応の場合の区切り記号

 ルビ機能が未対応のブラウザのために、ルビの区切り記号として、前後に"("と")"を用いるように指定しています。

表示例

碧巌録へきがんろくは、禅の古典です。


コメント

 HTML文書内に、コメントを入れておくことができます。ホームページの表示には一切影響を与えません。HTML文書を理解しやすくするため、あるいは、更新・改定をしやすくするためなどに利用してください。


番号付きリストの番号形式を変える

書式

番号の形式
1 算用数字
  1. 第1項目
  2. 第2項目
  3. 第3項目
a 英小文字
  1. 第1項目
  2. 第2項目
  3. 第3項目
A 英大文字
  1. 第1項目
  2. 第2項目
  3. 第3項目
i ローマ数字小文字
  1. 第1項目
  2. 第2項目
  3. 第3項目
I ローマ数字大文字
  1. 第1項目
  2. 第2項目
  3. 第3項目

ローマ数字小文字

表示例

  1. 第1項目
  2. 第2項目
  3. 第3項目

 


リンクに関連する文字色の設定

text リンクしていない文字列の文字色
link リンクしていて、リンク先がまだ訪問されていない場合の文字色
vlink リンクしていて、リンク先が既に訪問されている場合の文字色
alink リンクしていて、クリック中の文字列の文字色

書式

表示例


特殊な文字の表示

 タグを表す"<"や">"など、特殊な役割を持つ文字は、単にHTMLのソースに書くだけでは表示されません。それぞれ決められた表記法があります。

特殊文字 表記法
< &lt;
> &gt;
" &quot;
& &amp;

表示例

<
>
"
&


各種の横罫線

size 罫線の太さ(ピクセル単位)
width 罫線の長さ(ピクセル単位、あるいはウィンドウに対する%表示)
align 行揃え位置(left、right、center)
noshade 影を付けない

表示例











 横罫線の長さが、ウィンドウサイズより短い場合は、中央に表示される。

ピクセル単位











%単位

width="10%"

width="20%"


width="40%"


width="80%"


行揃え位置

align="left"

align="right"


align="center"


影なし(noshade)



表にタイトル(キャプション)を付ける

表示例

表のタイトル
見出し項目1 見出し項目2 見出し項目3
データ項目1 データ項目2 データ項目3
データ項目1 データ項目2 データ項目3


表の大きさ指定

width 表の幅(ピクセル単位、あるいはウィンドウに対する%表示)
height 表の高さ(ピクセル単位、あるいはウィンドウに対する%表示)


セルの大きさ指定

width 表の幅(ピクセル単位、あるいはウィンドウに対する%表示)
height 表の高さ(ピクセル単位、あるいはウィンドウに対する%表示)


セル内のテキスト位置指定

横位置
left 左揃え(TDにおいて、デフォルト)
right 右揃え
center 中央揃え(THにおいて、デフォルト)
justify 両端揃え
cgar 特定の文字位置

縦位置
top
middle 中央(デフォルト)
bottom
baseline 横方向1行目のベースライン


リンク先を別ウィンドウに表示


資料編

Web Safeカラー

Web Safeカラー
RGB配合率 サンプル
#000000
#000033
#000066
#000099
#0000CC
#0000FF
#003300
#003333
#003366
#003399
#0033CC
#0033FF
#006600
#006633
#006666
#006699
#0066CC
#0066FF
#009900
#009933
#009966
#009999
#0099CC
#0099FF
#00CC00
#00CC33
#00CC66
#00CC99
#00CCCC
#00CCFF
#00FF00
#00FF33
#00FF66
#00FF99
#00FFCC
#00FFFF
#330000
#330033
#330066
#330099
#3300CC
#3300FF
#333300
#333333
#333366
#333399
#3333CC
#3333FF
#336600
#336633
#336666
#336699
#3366CC
#3366FF
#339900
#339933
#339966
#339999
#3399CC
#3399FF
#33CC00
#33CC33
#33CC66
#33CC99
#33CCCC
#33CCFF
#33FF00
#33FF33
#33FF66
#33FF99
#33FFCC
#33FFFF
#660000
#660033
#660066
#660099
#6600CC
#6600FF
#663300
#663333
#663366
#663399
#6633CC
#6633FF
#666600
#666633
#666666
#666699
#6666CC
#6666FF
#669900
#669933
#669966
#669999
#6699CC
#6699FF
#66CC00
#66CC33
#66CC66
#66CC99
#66CCCC
#66CCFF
#66FF00
#66FF33
#66FF66
#66FF99
#66FFCC
#66FFFF
#990000
#990033
#990066
#990099
#9900CC
#9900FF
#993300
#993333
#993366
#993399
#9933CC
#9933FF
#996600
#996633
#996666
#996699
#9966CC
#9966FF
#999900
#999933
#999966
#999999
#9999CC
#9999FF
#99CC00
#99CC33
#99CC66
#99CC99
#99CCCC
#99CCFF
#99FF00
#99FF33
#99FF66
#99FF99
#99FFCC
#99FFFF
#CC0000
#CC0033
#CC0066
#CC0099
#CC00CC
#CC00FF
#CC3300
#CC3333
#CC3366
#CC3399
#CC33CC
#CC33FF
#CC6600
#CC6633
#CC6666
#CC6699
#CC66CC
#CC66FF
#CC9900
#CC9933
#CC9966
#CC9999
#CC99CC
#CC99FF
#CCCC00
#CCCC33
#CCCC66
#CCCC99
#CCCCCC
#CCCCFF
#CCFF00
#CCFF33
#CCFF66
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#FFFF00
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#FFFFCC
#FFFFFF

Color Name

Color Name
色名 RGB配合率 サンプル
White #FFFFFF
Snow #FFFAFA
GhostWhite #F8F8FF
WhiteSmoke #F5F5F5
FloralWhite #FFFAF0
Linen #FAF0E6
AntiqueWhite #008080
PapayaWhipn #FFEFD5
BalancedAlmond #FFEBCD
Bisque #FFE4C4
Moccasin #FFE4B5
NavajoWhite #FFDEAD
PeachPuff #FFDAB9
MistyRose #FFE4E1
LavenderBlush #FFF0F5
Seashell #FFF5EF
OldLace #FDF5E6
Ivory #FFFFF0
Honeydew #F0FFF0
MintCream #F5FFFA
Azure #F0FFFF
AliceBlue #F0F8FF
Lavender #E6E6FA
Black #000000
DarkSlateGray #2F4F4F
DimGray #696969
Gray #808080
Darkgray #A9A9A9
Silver #C0C0C0
LightGrey #D3D3D3
Gainsboro #DCDCDC
LightSlateGray #778899
SlateGray #708090
LightSteelBlue #B0C4DE
SteelBlue #4682B4
RoyalBlue #4169E1
MidnightBlue #191970
Navy #000080
Darkblue #00008B
MediumBlue #0000CD
Blue #0000FF
DodgerBlue #1E90FF
CornflowerBlue #6495ED
DeepSkyBlue #00BFFF
LightSkyBlue #87CEFA
SkyBlue #87CEEB
LightBlue #ADD8E6
PowderBlue #B0E0E6
PaleTurquoise #AFEEEE
LightCyan #E0FFFF
Cyan #00FFFF
Aqua #00FFFF
Turquoise #40E0D0
MediumTurquoise #48D1CC
DarkTurquoise #00CED1
LightSeaGreenk #20B2AA
CadetBlue #5F9EA0
Darkcyan #008B8B
Teal #008080
SeaGreen #2E8B57
DarkOliveGreen #556B2F
DarkGreen #006400
Green #008000
ForestGreen #228B22
MediumSeaGreen #3CB371
DarkSeaGreen #8FBC8F
MediumAquamarine #66CDAA
Aquamarine #7FFFD4
PaleGreen #98EB98
LightGreen #90EE90
SpringGreen #00FF7F
MediumSpringGreen #00FA9A
LawnGreen #7CFC00
Chartreuse #7FFF00
GreenYellow #ADFF2F
Lime #00FF00
LimeGreen #32CD32
YellowGreen #9ACD32
OliveDrab #6B8E23
Olive #808000
DarkKhaki #BDB76B
PaleGoldenrod #EEE8AA
Cornsilk #FFF8DC
Beige #F5F5DC
LightYellow #FFFFE0
Lightgoldenrodyellow #FAFAD2
LemonChiffon #FFFACD
Wheat #F5DEB3
Burlywood #DEB887
Tan #D2B48C
Khaki #F0E68C
Yellow #FFFF00
Gold #FFD700
Orange #FFA500
SandyBrown #F4A460
DarkOrange #FF8C00
Goldenrod #DAA520
Peru #CD853F
DarkGoldenrod #B8860B
Chocolate #D2691E
Sienna #A0522D
SaddleBrown #8B4513
Maroon #800000
DarkRed #8B0000
Brown #A52A2A
Firebrick #B22222
IndianRed #CD5C5C
RosyBrown #BC8F8F
DarkSalmon #E9967A
LightCoral #F08080
Salmon #FA8072
LightSalmon #FFA07A
Coral #FF7F50
Tomato #FF6347
OrangeRed #FF4500
Red #FF0000
Crimson #DC143C
MediumVioletRed #C71585
DeepPink #FF1493
HotPink #FF69B4
PaleVioletRed #DB7093
Pink #FFC0CB
LightPink #FFB6C1
Thistle #D8BFD8
Magenta #FF00FF
Fuchsia #FF00FF
Violet #EE82EE
Plum #DDA0DD
Orchid #DA70D6
MediumOrchid #BA55D3
DarkOrchid #9932CC
DarkViolet #9400D3
DarkMagenta #8B008B
Purple #800080
Indigo #4B0082
DarkSlateBlue #483D8B
BlueViolet #8A2BE2
MediumPurple #9370DB
SlateBlue #6A5ACD
MediumSlateBlue #7B68EE